2012年04月10日

赤字店と黒字店!その差はなに?

今日は赤字店と黒字店の比較について書きます。
開店時から賑わう店というのは一握り。
多くの店は宣伝と口コミを頼りに赤字店から黒字店へ転換を図ります。
では、赤字店と黒字店のオーナーは年収から力の入れるところ、悩み事など何が違うのか?
それを日経レストランのアンケートを基に見ていきます。
まず年収について、

なんと2倍もの差があることがわかる。

民間企業に勤めるサラリーマンの年間給与が平均438万円(国税庁調べ)を考えると、経営者となって大きな責任とリスクを伴うにも関わらず、赤字店のままでは一会社員にも及ばないという事実がある。

ではこの差を生む要因は何なのか?

立地、業態等様々な差はあるかもしれない。

だが、黒字店主というのは勉強熱心のようだ。その差は歴然。

赤字店主は自らの店を中心に考えているのに対し、黒字店主は業界を見渡して考えている。

先の表の結果の一つがこれ。

広い視野と積極的な行動力によって、人間関係にも差が生まれる。

赤字店主は自分で抱え込んでしまい、インスピレーションが生まれにくい様子が伺える。

次は投資について比べてみる。

まず設備投資について計画を立てているか?という質問、

赤字店主は半数が計画を立てていないのに対し、黒字店主は7割が計画を立てているという結果。

赤字だから計画を立てられないのか?計画を疎かにしているから赤字なのか?はわからないが、黒字店に並ぶためにも赤字店こそ計画が必要だというのが持論である。

このことは次の結果にも言える、

従業員教育やモチベーションアップのための費用について、赤字店では「0円」の店が5割近くなのに対し、黒字店では8割がスタッフの育成や活性化のために何らかの投資をしている。

また、黒字店が赤字店より人材に投資する傾向は、個店ベースでも見られた(グラフ8の円内)。

設備だけでなく、人材の質についても差が生まれるのは当然だ。

最後にそれぞれの店主の悩みについて、

黒字店主は、あれだけ人材投資しているにも関わらず、更なる人材の確保と教育を課題としている。

これは、人材投資した結果それがどれだけ重要かを知った末とも言えるかもしれない。

比べ、赤字店主は設備老朽化の心配。客数や客単価低下の悩み、資金調達や債務の返済といった「お金」に囚われているようだ。

資金調達や債務の返済の差が特に開いていたり、投資計画の差を見る限り、赤字店主というのは明らかな準備不足、計画不足な点が伺える。

・・・今回の結果を見てみて、

はじめに比べた年収の差というのは、全ての経営戦略の結果であり、今後も更に差が開いていくことが窺える。

特に、悩みと課題の項目ではそれぞれの考えていることは明らかに違う。

それもこれも、結局は計画性に尽きるといっても良いかもしれない。

黒字店主だって、初めから絶好調だったわけはないだろう。

そこからの差というのは、その現状が問題なのではなく、

想定内の範囲に収まっているかが重要なのだと思う。

要するに、計画性だ。

赤字店のままか、黒字店になるか。そんな戦いは開業計画を立てている今、この時から始まっているわけだ。

 

注:回答した飲食店経営者(277人)のうち、黒字店主とは「過去3年間黒字基調の店」赤字店主とは「同じく赤字基調の店」。 また「黒字個店」とは、黒字基調のうち1店のみ経営しているケース

posted by 夢たこ at 08:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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